その店内は、カップルがたくさんいた。
でも、その中にも女の子だけで来ていたり
お母さんと一緒に買い物をしていたり。
カップルの人たちは仲良く品物を選んでいる。
「笑美?何買いたいねん?」
「このお店はね、大切な人と一緒に
ある物をお揃いで買うと、一生幸せに過ごせるって噂があるの。」
ある物、っていうのは・・・。
「あ、あったあった。これ。」
「このキーホルダーなん?」
小さなクマが四つ葉のクローバーを抱え込んでいるキーホルダー。
そのクマの説明として、こんなことが書かれていた。
幸せに恵まれることでしょう
その分、その手で幸せを包み込んであげてください
このクマのように。 永遠に―――
このクマのように、私と恵の幸せを
私の手で包み込みたい。
でも、その中にも女の子だけで来ていたり
お母さんと一緒に買い物をしていたり。
カップルの人たちは仲良く品物を選んでいる。
「笑美?何買いたいねん?」
「このお店はね、大切な人と一緒に
ある物をお揃いで買うと、一生幸せに過ごせるって噂があるの。」
ある物、っていうのは・・・。
「あ、あったあった。これ。」
「このキーホルダーなん?」
小さなクマが四つ葉のクローバーを抱え込んでいるキーホルダー。
そのクマの説明として、こんなことが書かれていた。
幸せに恵まれることでしょう
その分、その手で幸せを包み込んであげてください
このクマのように。 永遠に―――
このクマのように、私と恵の幸せを
私の手で包み込みたい。