「あれ、笑美どないしてん?」


どうしたじゃなくて、恵の言葉が恥ずかしくて


顔が赤くなっていくのが自分でも分かる。


「笑美?顔赤いで?」


「・・・」


そんな目で見つめないで!


ますます顔が赤くなっちゃうから!!


「可愛いやん。」


あ、ダメだ。ついに私の頭の中はノックアウト。


「え、笑美!?」


足に力が入らなくて、倒れかけた。


でも、恵が支えてくれて倒れなかった。


「あ、ありがと・・・っ」