屋上へつながる扉を開けたら・・・そこに広がっていたのは
オレンジ色のキレイな空。太陽がもうすぐ山に沈んでしまいそう。
とってもキレイ。心が安らぐ・・・。
「笑美?」
「あ、ごめん。あんまりにもキレイだから見とれちゃってた。」
「そっか。確かにキレイだよな。」
「私、空が好きなんだ。特に夕焼けの空は大好き。」
「そっか!じゃぁ俺と一緒。俺も夕焼けは好きだ。」
「良いよね・・・空。あ、話って?」
「あ、あぁ。その・・・。」
「ん?」
「明日の体育祭で、俺、騎馬戦に出るだろ?恵も。」
「うん。2人とも頑張ってね。私は応援の方頑張るから。」