陸「ああ。海斗もそう思うだろ?」
海「ん。姫華は肌が白いから赤が良く映えるな。」
海斗は少し微笑み私の頭を撫でてくれた。
ドキン
姫「そうかな、ありがとう。」
海斗が笑うと最近心臓がおかしくなる。
嘘だと…思いたい。
ピルルル
姫「あっ、私だ。」
ディスプレイには「父さん」と出ていた。
ピッ
姫「もしもし?」
父『姫華、今平気か?』
父さんがふざけてない!何だ?ヤバい事でも起きたか!?
姫「陸、ちょっと電話してくるわ」
陸「ん?…わかった。」
姫華が真剣な目をしていたので陸も何かを察したようだ。