「うぐっ!?」 続けざまに後ろから鉄パイプを降り下ろしてきた男に振り返る事無く蹴りを入れる そして、力より身軽さを武器にする姫華はヒラリヒラリと交わし、時には高く飛んで攻撃をする。 その姿は美しく一つに纏めた髪はまるで黒い羽のようだった。 その美しさゆえに人々は彼女を「黒蝶」と呼ぶようになったのだ。 そして、姫華は毒蛇の下っ端どもを倒し最後に総長だけになった。