言葉を紡ごうとして… 出来なかった。 海斗が私の唇を唇で塞いだから 姫「んっ…ぁ、かい、と…」 突然のキスに頭が真っ白になる。だけど嫌じゃなくてずっと、海斗を感じたかった。そして、ゆっくりと唇が離れて 海「グダグタ言うな。俺はもう覚悟は決めてる。」 姫「覚悟…?」 海「俺は鬼崎グループの御曹司だけど三男だから家は継がない。だから本当は嫁に貰いたかったけど」 私の手を強く握り真剣な目で