だからこれは私ができる数少ない恩返し。
どうか、幸せになって欲しい。私の為の人生で終わってほしくないから
「しかし、お前はどうする。転生できなければ消滅するしかないぞ?」
桃「なら、死神様に弟子入りしようかな♪」
「……何を馬鹿な事を」
桃「死神様は御優しい方だから、見捨てないよね♪」
「………好きにしろ」
死神様はそれだけ言って黄泉の世界に戻っていった
桃「あっ、待って下さいよ!死神様!」
姫華、私は簡単には消えないよ。いつか姫華がちゃんと人生を全うしたら、また会おうね!その時、私も言うから。
"貴女が姉で私は幸せでした"って