桃「幸せだった、か。」 「良かったのか?」 不意に話しかけられた 桃「死神様…」 振り向くとこの世のものとは思えないほどの中性的な美男子がいた 「あの娘にお前の転生への道を与えて」 そう。姫華は本当は死んでしまった。 だけど私が死神様にお願いして本来私が生まれ変わる為の生命を姫華に与えてもらったのだ 桃「私は何も知らなかった。彼女がどれ程苦しみ、傷付いて来たかを。 どれ程、私を護ってくれたか…」