そう、私がもっと桃華を見てあげれたら…

"姫は姫らしく強く生きて…幸せになって"

今でも鮮明に思い出せる。桃華の最後の…

清「姫華ちゃん、苦しいなら無理に話さなくていいよ?」

いつの間にか清太と爽が帰って来ていた。

爽「桃ちゃんのお姉さんだとはね~確かになんとなく似てるわ」

姫「どう、して?」

普通に接してくれるの?桃華のしたことは許せるものじゃないのに

清「俺は桃華ちゃんは桃華ちゃん。姫華ちゃんは姫華ちゃんだと思うよ?お姉さんだからって君を責めるのはちがくない?」

爽もうんうんと頷き私の肩を抱きながら

爽「それに、君は俺らに会いに来たんでしょ?責められる覚悟でここに転校までして。それだけ、桃ちゃんの事で何か俺らに言いたい事、あるんでしょ?」