父さんから許可をいただき昇龍、赤い蝶、そして藤谷組の数十名が協力してくれることとなった。

その際、昇龍、赤い蝶に私の正体と過去、桃華の事を話した。

皆、真剣に話を聞いてくれて私が頭を下げると快く頷いてくれた。


姫「幸せ者…だよね」

海「何が?」

おっと、口に出ていたか
因みに今は寮の私の部屋で爽が今、一生懸命ハッキングしてくれてる

清太は赤い蝶に細かい連絡を回して陸が昇龍のほうに細かい連絡を回してくれてる。

私と海斗は肩を並べ今は皆にご飯を作ってます。

姫「ん~、私は優しい人達に出逢えて幸せ者だなぁって思って」

私が笑うと海斗も少し微笑んでくれてる。

ドキン

海斗の笑顔は本当に困る。普段から余り表情を出さない彼がこうも優しい笑顔を私に向けてくれると、私の胸は不謹慎にも高鳴るから…