大きな襖の前、ここが組長の部屋になる

姫「いい?行くよ?」

コクンと頷く4人。

姫「組長!姫華、ただいま帰りました!
それと、申し訳ありませんがご報告致したい事がございます!
お時間、宜しいでしょうか。」

八『いいぞ、入れ。』

姫「失礼致します。」

ガラと開けると広い部屋の奥、母さんと2人お茶を飲んでいる父さんがいた

美「あらあら、姫華!可愛い!!よく似合うじゃない♪」

昇龍(母親若っ!!)

姫「ありがとう、母さん。だけど…報告していい?」

美「あら、そうね!どうぞ続けて?」

では、と一呼吸置いて

姫「瀧本 仁の居場所がわかりました」

八「ッ!!……何処だ?」

姫「………こちら昇龍の下の者が瀧本の襲撃に合い怪我を負いました。
話によると襲ったものは組か族関係。
私の友人が瀧本 仁が西園寺の屋敷に入って行ったのを確認。
こちら長谷川 爽さんの調べにより、西園寺があの山本組を作った事が判明。
確実、とは言えませんが…今後の事を考え、まず山本組は潰したいのですが…組長の意見をお聞きしたい」