八「まだ5歳だろ?汚い仕事って何ができんだ?」

姫「まぁ、色々あるけど?不正な書類を隠ぺいしたりハッキングしたり?
最近は銃の勉強させられたから、このままだと邪魔な人間を排除してたかも」

私が説明したら八雲さんは絶句してた。

八「何で…そんなことを君が?」

姫「さぁ?とにかく、私が気に入らないんだよ。
私がやらなければ私の代わりに桃華を使うって…
桃華が大事ならお前が裏で仕事をして桃華を護ってみせろって…
私は桃華が大事だから…従ってた」

八「こんな小さな女の子を脅したのか…!?」

姫「私を娘だなんてアイツらは思ってない。
私はただの道具。使えなくなれば捨てられる。
物心がついた頃から言われ続けた。」

八「なっ!?」

姫「だけど、私は別にそんなこと気にしたことはない。
気になるのは桃華の事だ。アイツらは桃華を次期社長と考えてるけど…今日、父親が桃華に仕事をさせようとした。もし、桃華まで私と同じになったら…
それが恐くて父親を殴って逃げ出した。」