次の日、親友のユリに昨日のことを話した。
「またフラれたか~。
亜子をフるなんてほんと信じられない男だね。」
「ユリ~!!!
そう言ってくれる人がいるだけで嬉しいよ~。」
「で?冬休みまでに彼氏が出来なかったら大地くんと過ごすんだ?
恋人のイ・ベ・ン・ト♪」
「なっ!そんな言い方されると何かあたしたちが恋人として過ごすみたいじゃん!
そんなんじゃなくて!
さみしい者どうし楽しく過ごしましょ~って感じだから!」
「いや~亜子がそう思ってても大地くんはどうかな~?
まっ♪3学期が楽しみだね♪」
まったく。
ユリのとんだ勘違いにはあきれる。