「食ーべーすーぎーたー」


あまりにも食べすぎたあたしは大地の肩に手を置いた。



「ちょ、亜子!重い重い重い重い!!」



「何よ!そんな言うことないじゃん!」



ぎゃーぎゃー言い合いながら、あたしたちは家に向かって歩いた。



「大地。今日はどうもありがとう。」



「いーえ、どういたしまして。

ちなみに“今日は”じゃなくて“今日も”だな♪」



「……」



そうこうしてるうちにあたしの家に着いた。



「じゃあ、ほんとありがとう!」



そう言って家に入ろうとしたとき、



「なぁ、亜子!」