次の日学校に行くと、教室が騒がしかった。




『おはよ…なんかあった?』

?「あー、魅彩!
  おはよ!」






話しかけたのはクラスで一番仲がいい依本千鶴(ヨリモト チヅ)





千「なんかねー、転校生来るらしいよ!

  しかも超イケメン!」

『そうなんだー』

千「もう!
  魅彩はこうゆうこと本当に興味ないよね!」




千鶴ちゃんは私をからかい始める。私はそれを適当に受け流していた。









先「うぉーい!席つけー!」







前の扉をあけながら入ってきたのは担任。






先「じゃあ出席と(千「先生転校生は!!?このクラスなの?!」

先「…はぁ…あのなあ…俺の話聞けよ…」





大体先生の話をさえぎるのはいつも千鶴ちゃんだ。先生は諦めたようにそうだ、というと教室の外へ呼びかけた。







先「入ってこーい」













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