私、秋澤凛子は大学2年の夏
大きな一歩を踏み出した。

付き合った人数2人、
経験人数1人という
今時ありえない恋の経歴の持ち主の私が
大胆にも略奪愛に手をかけるなんて…


自分にも考えられない。


今まで告白した事もなければ
恋愛対象に対して
自分から何かをした事もない。

全部男の子任せだった。



そんな私が19年間生きてきて
なんとなく分かっちゃったこと。

男の子は女の子以上に
可愛いものがすき。



みんながそうだと思ってたのに。