迷惑そうにあたしから離れて男の集団に入ろうとする彼を無理やり引っ張った。


『ちょっと!
あなたと話したいから隣に来たのに!』


「~~~…うざい」


物凄くうっとうしそうな顔をされた。
さすがにこんな顔されるのは初めてだったからショックだった


『…あたし、魅力ない?
あなたの遊び相手に不足?』


ぐっと顔を近づけて、武器のグリーンアイで彼を見つめた。


数秒目が合うと、彼がフッと鼻を鳴らした。


「いや?
かなりの自信があるぐらいだから楽しませてくれそうだし。
顔も美人だから言う事ないんじゃない?」