『え…?どこ…って…うんと、どこ…かな』


思いっきり口ごもるあたしに、はいはい。と諦めたような顔で呟いた。


「気まぐれのお遊びなんだろ。
本当迷惑だからもうやめろよ、いいな」


『違っ……まず顔でしょ?』


そう言いつつチラッと彼の顔を窺うと、思いっきり不満そうな顔をしていた。
ので、慌てて他を考える。


『あと…えっと~……つれない所!』



「…Mなのか」


頬杖付いて右の頬を上げて意地悪な顔で笑った。


『……その顔も』