うっわ!さすが高級マンション!
…のわりには、なんて生活感のない部屋…


ソファーに腰かけたまま、ぼんやりと夜景を眺めた。


すると、突然視界が揺れたかと思うとアップのイケメンが現れた


『ちょっ……』


驚いて離れようとしたあたしの腰を持ち上げて、背の高い彼と同じ目線になった。
そのまま後ろに勢い良く下がったかと思うと、壁に背中が当たり、逃げ場がなくなった。


強引な行動と何を考えているか分からない目に見つめられて、ドキドキしてしまう。