「…で?風呂入るだろ」


キョロキョロしていたあたしに唐突に話しかけてきた


『えっ?あぁ、うん…』


「先入れば?」


そう言ってあたしの返事を待たないで風呂場へ案内された


あーとっととやりたいだけか。


念入りに洗って、上だけ服を着て下は下着のままリビングへ行くと、彼は顔色変えないまま無言で風呂場へ向かった。


少しは反応しろや


暇だな‥と部屋をウロウロしながら、大きな窓に目を向けた。
すると、驚くほどの夜景が広がっていた