【優輝side】

「はぁ。」

ゲームやってたけどなんか飽きた。

明日が
運動会だからか?
楽しみすぎで楽しくねぇ。

「新鮮な空気吸うか!」

なんだか
『1人漫才みたい』と
自分でも笑えてきた。


俺は、窓を開けて
ベランダに出た。


すると
隣の家の前に2つの人影を見つけた。

「蒼空と郁…?」

蒼空は
なんか紙袋らしきもの持ってる。

「…ん?」

郁が蒼空の手を触った。

「郁のやつ何してんだ?」


気になったけど
なんかイラついたから部屋に戻って
すぐに布団に入った。


「郁のやつ……。」