「なんだよー!優輝」

仕事が終わってから
優輝に飛びげりをくらわせた。

「うっ!」

優輝は、おもいっきり飛びげりがはいって痛そうにした。

「ばかって言うからだ!」

と言って、あっかんべーをして笑った。


通り行く先輩達が
「仲いいねー」
「かわいいー♪」
とか言って笑っている。


けど
これが昔から変わらないスタイルだから
気にしない。

一時期違ったけどあれは休暇期間だっただけだから関係ない。

そう思うことにした。


「元気だね。二人とも」

そう言って笑う拓海も
優輝をからかっている。


「早く帰れよー!」

そう、先生に言われるまで
昔に戻ったみたいにふざけあえた。


この二人といると何もかもが楽しい♪

忘れていた感情がよみがえった。


ずっと
3人で、いや、4人で一緒にいたい。

何があっても。