【郁side】
「…蒼空……?」
部活が終わって一人で帰っていたら
蒼空が
下を向きながら自転車に乗っていた。
「どうしたの?」
蒼空をよく見ると
涙目だった。
僕は
何も言わずただ下を向いている蒼空を見つめた。
蒼空…
なんでそんな暗い顔なんてしてるの?
なんか言ってよ…。
どうしよう…。
「あっ!」
良いこと思い付いた♪
僕がいきなり声を出したから蒼空はキョトンとしていた。
僕はそんな蒼空にボールを投げた。
蒼空がそのボールをキャッチすると
「ねぇ、サッカーやろ?」
と、
笑って蒼空たちとよくサッカーをした公園へと駆けた。
やっぱり
蒼空を元気にできるのは
蒼空が大好きなサッカーしかないよ!
蒼空は
「え?」と、言いながら後を追ってきた。
公園に着いて
蒼空が郁にボールを蹴った。
「蒼空、笑って!」
ボールを受けとると
僕は、ボールを使ってふざけた。
蒼空を笑わせたい。
すると
ずっと落ち込んだような顔をしていた蒼空も
「プッ」
と、笑ってくれた。
「やっぱ蒼空は笑ってるのが一番似合うよ!だから笑って!蒼空には暗い顔なんて似合わないよ…。」
やば…
声に出てた。
どうしよ
蒼空固まっちゃってるよ…。
でも…
もう一度蒼空を笑わせたくて
僕は蒼空に向かってボールを蹴った。
「ありがとう」
なのに
蒼空は
僕に笑顔で返してくれた。
「ぅん♪」
よかった。
笑ってくれた!
僕は
顔を真っ赤にしながら
「蒼空の笑顔は僕が守るから。」
と、蒼空に聞こえないような小さな声で言った。
「…蒼空……?」
部活が終わって一人で帰っていたら
蒼空が
下を向きながら自転車に乗っていた。
「どうしたの?」
蒼空をよく見ると
涙目だった。
僕は
何も言わずただ下を向いている蒼空を見つめた。
蒼空…
なんでそんな暗い顔なんてしてるの?
なんか言ってよ…。
どうしよう…。
「あっ!」
良いこと思い付いた♪
僕がいきなり声を出したから蒼空はキョトンとしていた。
僕はそんな蒼空にボールを投げた。
蒼空がそのボールをキャッチすると
「ねぇ、サッカーやろ?」
と、
笑って蒼空たちとよくサッカーをした公園へと駆けた。
やっぱり
蒼空を元気にできるのは
蒼空が大好きなサッカーしかないよ!
蒼空は
「え?」と、言いながら後を追ってきた。
公園に着いて
蒼空が郁にボールを蹴った。
「蒼空、笑って!」
ボールを受けとると
僕は、ボールを使ってふざけた。
蒼空を笑わせたい。
すると
ずっと落ち込んだような顔をしていた蒼空も
「プッ」
と、笑ってくれた。
「やっぱ蒼空は笑ってるのが一番似合うよ!だから笑って!蒼空には暗い顔なんて似合わないよ…。」
やば…
声に出てた。
どうしよ
蒼空固まっちゃってるよ…。
でも…
もう一度蒼空を笑わせたくて
僕は蒼空に向かってボールを蹴った。
「ありがとう」
なのに
蒼空は
僕に笑顔で返してくれた。
「ぅん♪」
よかった。
笑ってくれた!
僕は
顔を真っ赤にしながら
「蒼空の笑顔は僕が守るから。」
と、蒼空に聞こえないような小さな声で言った。