「さてと…。」

ここからが勝負。





わたしはまず自分の部屋の右隣の部屋を開ける。



…ガチャ。



「美月(ミツキ)〜!起きてーっ!」

「…ん。起きる。今起きる。ねむい。」

ダルそうに、けどしっかり起きあがってくれる中学3年生の妹、美月。


美月がベッドから出たのを見届けて次は美月の部屋の右隣の部屋へ。