「由実ちゃんかな?」



「あ~今日営業した人かな?おじさん。でしょう。」



「そうだよ。後で行くつもりだけど、俺は酒久しぶりに飲むから分からないよ。

石鹸と消臭スプレーは上げるよ行ったら他の物でもいいんだろう。」



俺は、ザックから石鹸と消臭スプレーを出して由実ちゃんに渡した。



「困るよ~怒られるかも知れないし、個人的に貰うとうちは厳しいのよ。」



「じゃ石鹸二つで隠して行きなよ。」



「え~ばれたらおじさん責任とってよ。
あ~それにおじさん前歯無くて可愛い私タイプだよ。

マジでタイプ。店に行こうよ。」



俺は、笑いながら口が上手いと思ったが、少し嬉しかった。


「いやぁ、じゃまた次回ね。今日行けたら行くよ。」



「また次回って次回ないかもよ~。」



俺は、笑いながら手を振った。



「次回はあるよ。じゃまたね。」