俺は、倉庫に行って品物を揃えて大きなザックに入れた。
かなりの重さだ。
「は~い皆さん元気~キャパクラシェルターアイアイ由実だよ~。」
俺は、またかと思いながらもテレビを観た。
金髪で、若い女の子が映っていた。
十代だろうか。目の大きな子だった。
無線機を取ると、高い声が聞こえて来た。
「お兄さん慣れてんじゃん。
うちは女の子若いのばかり十代から二十五までだよ。
場所は倶楽部シェルター蝶の近くってかその辺にしかないから。
持って来るものはあったらでいいんだけど、石鹸を五つで指名料がこれもあったらいいんだけどトイレの消臭スプレーなんでもいいよ。待ってるよ~。」
俺は、テレビのコンセントを、抜いて、倉庫に戻り品物を選んでザックに放り込んだ。
退屈しのぎだ無理なら戻ればいい。
多分スナックもキャパクラも行かないだろうが一応用意して行こう。