そんな俺らを見ていた奴らが
すかさず俺たちをからかった。


「みわとはやと、ラブラブ~!」

「はやと、みわのこと好きなんだろ~!」


美和は何も言わなかった。

でも俺は、こう言ったんだ。


「みわなんか好きになるわけねーじゃん!
キモいこと言うなよ」


美和は、ひどく傷ついた顔をしていた。

俺はめちゃめちゃ後悔した。



その日から、数日たった日のことだった。