女帝の椅子




嫌だ…



清水を捕られたくない…



でも清水ならふってくれるはず



『清水くん優しいから』



清水は優しい



優しすぎるの



もしかしたら…



「清水は私のよ」



絶対に譲らない



私は清水を見つめて誰にも聞こえないように言った