俺は後ろから押さえつけられた



「な…!!はなせよ!!」



「それはできねーな。助けを呼ばれちまう」



…馬鹿のくせに気が利くじゃねえか



「まあ見てろよ」



2人の男が南世ちゃんを誰もいない家に押し入れた



「いやぁ!!やめてぇ!!」



「やめろよ!!痛がってんじゃねぇか!!」



押さえつけられた俺は何もできない



見ることと喚くことしか



南世ちゃんが泣いている



助けなきゃ



俺には何もできない



「…あぁ…ぁ…」



南世ちゃんが床に押さえつけられた



「南世ちゃん!!」



何も……できない