「ベット行く?」
俺の問いに、満奈は素直に頷いた。
満奈の手を引き、俺の部屋に入った。
ベットに座らせた。
「はい、プレゼント」
満奈がパジャマのズボンから、可愛い包みを取り出した。
「サンキュー」
それを受け取り、包みを開け中を見てみた。
手にとって見てみた。
ピンク、黄色、黒でみつあみされた革のブレスレット。
・・・これ、女物じゃね?
疑問に思ったけど、
「おソロだよ。あたしが男物。カップルで交換して着けるのが流行ってるの」
この言葉で納得した。
満奈の着けてるブレスレットは赤、青、黒だった。
俺もそれを腕に付けた。
「じゃあ、はい。俺からも」
机の引出しを開け、小さな箱を取り出した。
それを満奈に渡す。
「わっ、綺麗・・・」
あげたのは、蝶がついたイヤリング。
最近また綺麗になった満奈には、こういうのも似合うかと思って。
「ありがとう、大事にする」
極上に可愛い笑顔を見せた満奈。
俺の心臓は一層強く波打った。
「もう無理。我慢できねぇ」
満奈を押し倒す。
噛みつくようにキスをした。
「多分優しく出来ないけど・・・」
「いいよ」
どんな俺でも、満奈は受け止めてくれる。
それが嬉しかった。
「愛してる」
「あたしも・・・」
最高に甘い夜に、2人で溺れた。