なんだかじりじり迫ってくるんですけどっ!
何なんですか、もう!
「それにこの前、よっき―――――」
「きゃあーーっ!!それは言わないで!」
やめてやめてマジで!
「えっ、何々?」
「何でもないよ~、あはは!」
あたしが欲求不満だなんて、バレたらあたし死ぬ!
隼斗にも知られて超恥ずかしかったのに・・・!
「言います言います!毎日シてます!」
「えー、凄~い!」
「「やっぱりね」」
あたし、もう二度と女子会来ない。
恥ずかし過ぎて、顔が熱いよぉ・・・。
「隼斗くんって王子様な割に激しいんですかね?」
真菜ちゃん?
それ以上聞かないでね?
「そうみたいだよ」
菜々子ちゃん?
答えなくていいんだからね?
「朝までヤってるんでしょ?」
千咲ちゃん?
もう、相手にするのが嫌です。
「あたし帰る」
「ちょっ、待ってよ満奈~」
鞄を持って立ち上がる。
すると、菜々子に引き止められた。
「ごめん満奈!ちょっとからかいすぎたね」
「ホントにそう思ってる?」
「思ってる!」
疑いの目で千咲を見た。
・・・仕方ないなぁ。
「はいはい、もう分かったから・・・」
また定位置に座りなおした。
それからあたし達は、彼氏の事で盛り上がった。
ポテチは既に空っぽ。
お菓子もほとんどなくなってた。
・・・太るかな?
2時間後、女子会はお開きになった。
あーっ、疲れたわぁ。