(side満奈)
意味分かんない。
何!?
“殺す”って何!?
好きな人を取られたからって・・・人殺しするなんて有り得ない。
・・・まぁ、世間一般にはそう言う事が山ほどあるんだろうけどね。
しかも。
“2人の間を邪魔したあんたがウザい。だから、邪魔者には消えてもらうの”
柚香ちゃんはそう言った。
ホントに分かってない。
“ホントに分かってるの?”
“何がぁ?”
“邪魔者は椎名柚香だって事”
あたしは隼斗が大好き。
愛してるよ。
隼斗もあたしと同じ気持ちでいてくれている。
これは最近、やっとはっきり言えるようになった。
だって・・・隼斗を信じてるから。
『何で私が邪魔者なの?』
何度言っても分かんないねぇ、この女・・・。
ため息をついた。
ホントに自己中心的。
・・・B型かな?
それは置いといて。
「あたしは―――――」
そこまで言いかけた時だった。
あたしの手からケータイが消えた。
消えたケータイは、いつの間にか・・・隼斗の手の中にあって。
「俺らは愛し合ってるから。お前じゃ俺を幸せにする事なんか出来ねぇ」
『はっ、隼斗・・・』
「じゃあな」
―――――ブチッ
―――――プー・・・プー・・・
隼斗は、それだけを言って乱暴に会話を終了させた。
部屋の中は静まり返っていて・・・。
機械的な音が、やけに大きく聞こえた。
「大丈夫か・・・?」
不意に、あたしを抱き締めていた隼斗の腕の力が強くなった。
「心配するな。俺がぜってぇ守るから」
その言葉が・・・物凄く安心して。
隼斗の腕の中が、とても暖かかった。
意味分かんない。
何!?
“殺す”って何!?
好きな人を取られたからって・・・人殺しするなんて有り得ない。
・・・まぁ、世間一般にはそう言う事が山ほどあるんだろうけどね。
しかも。
“2人の間を邪魔したあんたがウザい。だから、邪魔者には消えてもらうの”
柚香ちゃんはそう言った。
ホントに分かってない。
“ホントに分かってるの?”
“何がぁ?”
“邪魔者は椎名柚香だって事”
あたしは隼斗が大好き。
愛してるよ。
隼斗もあたしと同じ気持ちでいてくれている。
これは最近、やっとはっきり言えるようになった。
だって・・・隼斗を信じてるから。
『何で私が邪魔者なの?』
何度言っても分かんないねぇ、この女・・・。
ため息をついた。
ホントに自己中心的。
・・・B型かな?
それは置いといて。
「あたしは―――――」
そこまで言いかけた時だった。
あたしの手からケータイが消えた。
消えたケータイは、いつの間にか・・・隼斗の手の中にあって。
「俺らは愛し合ってるから。お前じゃ俺を幸せにする事なんか出来ねぇ」
『はっ、隼斗・・・』
「じゃあな」
―――――ブチッ
―――――プー・・・プー・・・
隼斗は、それだけを言って乱暴に会話を終了させた。
部屋の中は静まり返っていて・・・。
機械的な音が、やけに大きく聞こえた。
「大丈夫か・・・?」
不意に、あたしを抱き締めていた隼斗の腕の力が強くなった。
「心配するな。俺がぜってぇ守るから」
その言葉が・・・物凄く安心して。
隼斗の腕の中が、とても暖かかった。