パソコンを閉じても、書き込まれてた言葉が頭から離れない。

その中でも、1番引っかかったのは。

“隼斗くんにふさわしくない”

この言葉だった。

俺にふさわしくないって・・・どういう事なんだ?

大事なのは、ふさわしいかどうかじゃなくて。

相手を愛する事と、幸せにしてやる事だと思う。

見た目なんかどうでもいい。

「おはよー・・・」

その時だった。

リビングのドアが開いて、まだ眠そうな満奈が入って来た。

寝癖にパジャマ。

すげぇ貴重だ・・・。

「はよ」

俺がソファに腰掛けると、満奈が隣に座る。

そしてそのまま、俺の肩に頭を預けた。

「眠いのか?」
「んー・・・」

うつらうつらとしてる満奈が可愛くて仕方ない。

・・・あっ!

いい事思いついた☆

「満奈」
「なぁ・・・んぁっ・・・」

こっちを向いた満奈に、超濃厚なキスをしてやった。

唇の間から舌を入れる。

「はやっ・・・」

甘い声を上げる満奈に超欲情。

ヤべぇな・・・。

理性がもたねぇっ!

まだ我慢できるうちに、唇を離した。

「目ぇ覚めただろ?」
「っ・・・。隼斗の馬鹿ぁ」

潤んだ目でそんな事言われても・・・。

俺には“もっといじめて”と言っているようにしか見えませんよ?

まったく・・・満奈ちゃんはMなんだから♪

もう1度キスをしようとした、その時。

―――――♪~♪~

俺のケータイが鳴った・・・。