「あ~分かるかよ。
分かるわけねーだろ。
俺は俺で
てめーじゃねーんだからよ。」

椎に言われた。

「じゃあ
何にも言うんじゃねーよ」

「は?
何も言うじゃあねーよだって?
何言ってんだてめーわ
言いたくもなるだろーが
そんなに
ウジウジしやがってよ。」

「ウジウジ何てしてねー」

「してるだろーが
自分を攻めて過去の事を後悔してよ」

「自分を攻めて過去を後悔して何が悪いんだよっ」

「誰も悪い何て言ってねーよ。
だけどな



《どう足掻いたって過去何て変えられねーんだよ》



過去…何だからな…。」

どう足掻いたって過去何て変えられねー。か。

はは。

そうだよな。

過去…だもんな。

「なあ空也。
過去は変えられねー
だけど
今を変える事は出来る。
だから
変えよーぜ。今を…
過去の悪い思いでを…
今、いい思い出に…な?」

そうだよな。

過去は
変えられねー

だけど
今を変える事は出来る。

「そうだな。
ごめん。みんな。
それと
椎、ありがとな。」

「あ~」

そう言って
みんな
笑ってくれる。

ありがとう。
みんな。

みんなは
俺の最高の仲間だ。