「言ってくれなきゃ俺わかんねーよ」


涼介の困ったような声が聞こえる


でも本音を言えばもっと困らせる


「ここじゃまずいから俺ん家行こ?」


涼介に支えられながら涼介の家に向かった


家に入るなり涼介の匂いが私を包んだ