母さんはお腹がぺちゃんこで元通りだった。



「ねぇ、母さん。赤ちゃんどこ?」


「ゆきもみたい!!」


今まで一言も喋らなかったゆきが言った。



「あっちの部屋よ」


「父さんが案内するよ」



父さんは水色の部屋に入った。


俺たちもついていった。



ベットガ何個もあった。



そして「ここだよ。」といってベットを指さした父さん。


ちっちゃいちっちゃい可愛い赤ちゃん。


俺は「猿みてぇだー!!」と笑った。


ゆきは目をハートにして「かぁわいい~!!」といっている。