「母さん?どうしたの?」 ゆきが不安そうに聞く。 「ないとのママが赤ちゃん産むために入院したの」 「「え・・・?」」 「陣痛っていう赤ちゃんが出てくるサインがでてね、今ないとのママ戦ってるの」 どうしよどうしよ 俺は無意識におばちゃんの手を握っていた。 その日はおばちゃんちで寝た。 案外楽しかった。 おばちゃんの料理はやっぱ最高!! でもときどき不安になった。