「全然平気だし!!」


「じゃあ、何で泣いてるの?」


「え・・・」



俺の涙腺は崩壊していた。


でも俺は男のプライドを守るために頑張った。


一生懸命涙拭いて


にかーっって笑ってみせた。


「一緒に遊ぼ?」


「うん」


ゆきおばちゃんも来ない。母さんも来ない。優斗も来ない。


そしたらゆきの母さんが走ってきたんだ。