「ここの問題はXを代入して-4にする」

「えっ、そんな事言われても全然
分からないよ」

けど私は頑張ってプリントを終わらせた。

「やったー」

私は嬉しくて飛び跳ねた。

「もう8時だよ」

「えっ!!」

風太君の言葉で私のテンションは
ガタ落ちした。

「うー、先生の所に持って行かなきゃ」

「じゃあ、俺は待っとくよ」

「先に帰ってて」

「え、でも・・・」

「大丈夫だから」

「分かった」

私は職員室に向かった。

職員室に向かう廊下は薄暗く、怖がりな
私はもっと怖かった。

「うーココ1番怖いよー」

私はゆっくり歩いた。

フッ

急に電気が消えた。

怖がりな私はパニックになってしまい、
その場にしゃがみこんだ。