恋愛なんてくだらない。
人間なんて信じれない、嫌い。
ずっと、今までそう思っていた。
中学より下の記憶がなく、今まで過ごしてきた。
ただ小学校の時の自分はまめに日記を付けていたらしく、それを読み周りの友達には悟られないようにしていた。
その日記の内容は楽しい、という内容には程遠いような内容。
父親には暴力を受け、あえてそれをわかっていながら止めようとしない母親…
とても愛情を貰えていたとは思えないような日々を送っていたようだ。
そんな自分にも祖父は…じじはとても愛してくれていたらしい。
そんな内容が書かれていた。
今思えばなんともひねくれた小学生だったんだなと思う。
まだ幸せだったんだと感じられたが、じじは他界…
そして誰も味方などいない生活を送る事となった。