爽に対する罪悪感。

だけど今の私に
冷静さがないから

止めることができない。


唇が離れ
恥ずかしくなり顔を背ける。


すると優馬が
手で髪の毛を触り、私の顔を覗こうとする。

「あんまり…見ないで」


恥ずかしい。


爽への気持ちも、今はもう分からない。