私達は無事に走り終えた。


「はぁ…きつい。やっぱ運動してないとね」

私はすっかり息が上がっていた。


「綾はもう帰るの?」


雨佳李と須恵が2人で言った。


「うん。バイバイ」

「バイバイ」


私は歩いて帰ることに。


この道も懐かしいな…なんて1人で思い出に浸りながら。