キャンプと言っても学校に一泊するだけ。

「ねぇ綾!」

「おっ!!どした?愛子」

キャンプの日の朝。
友達の愛子が話しかけてきた。

「今日のキャンプ楽しみだね」


「うん。そだね」

私たちは仲がよくて、
いつも一緒にいた。

もちろん、私が爽のこと気になってることも知ってる。



「今日、爽と何かあるといいね!!」


「やめてよ〜」

からかい混じりの会話も私にとってはとても楽しかった。