…………って、何今の!?
自分で言っといて、キモッ!!
「なん…だよ、それ…」
輝流も、驚いたように
言葉をつないだ。
「輝流の考えてることとか、そう
いうの知りてぇ。………それだけ
じゃ、ダメか?」
「ダメじゃねぇけど…」
「とにかく、嫌々ならやめてくれ
て構わないから。屋上でもどこへ
でも、行けばいい」
「……………悪かったな、遥」
そう言って輝流は、
頭をポンポン…と
軽く叩(ハタ)いた。
「やるからには、店の売り上げ、
3年負かそうな」
「………えっ?」
「行くぞ」
「え、あ、おぅ!!」
輝流は再び、
店に立ち、働き始めたー…。
それも、
今まで見たことがないくらいの
最高の“(作った)笑顔”で、
働き始めたんだ―…。