「遥君!!今日はまさに、“体育祭日和”だねっ♪」 そんなあたしの横には、 琉美が楽しそうに立っている。 心底楽しくなさそうな俺と、 心底楽しそうな琉美。 パッと見、正反対な二人。 にしか映らないだろう。 まぁ…実際、 そうなんだけどさ。