「遥。俺が琉美を抱っこして運ぶ
から」
「あ〜………いいや。俺がやる。
琉美を抱っこ出来ねぇほど、貧弱
じゃねぇよ?さすがに。それに、
部屋、すぐ近くだし」
「………そっか」
「悪かったな。気ぃ使わせて」
「何時に起こしに行けばいい?」
「あ〜……今日は起こしに来なく
ていい」
「わかった」
「もしかしたら昼過ぎに行くかも
知れねぇから、そんときは連絡す
る」
「ん」
「じゃあな」
琉美を抱きあげ、
部屋を出て行って、
部屋に戻ったら
お風呂にも入らずに、
そのまま眠った――…。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…