「………俺の前でくらい、本当の 遥でいろよ?」 「…………ありがと…」 顔を少し赤くして照れている遥。 …………やっぱり俺、遥が好き。 この関係が崩れたら嫌だから、 今はまだ言わないけど。 いつか絶対…言おうと思う。 「よし!!買い物終了!!帰ろう?」 「おぅ」 ………だけど問題はここからだ。 琉美をどうするか、だよな…。 下手なこと出来ねぇしな〜… はぁ…。 ―――ため息は、 出るばかり―…。