明日が修学旅行となった

あれから凌とは必要以上に喋っていなかった。彼女とどうなったのかも聞かずにいた

凌から話し掛けてくることもなくなっていた

「明日だね」

「楽しみ」

休み時間、由里と屋上にいた

「健太くんと離れるの嫌でしょ」

「うん、連れて行きたいぐらい」

「はいはい、言ってなさい」

ずっと健太といるから離れることが不安だった。でもきっと健太も私と同じで不安なんじゃないかと思った

「朝早いよねぇ」

「6時集合なんてありえない」

明日は駅に6時集合だった。私は健太の家から駅へ向うことしていた

「6時ならまだ健太寝てるよ」

「祐介も寝てるわ」

私と由里は明日のことが楽しみで学校を後にした