次の日ちゃんと話さなきゃと思い、
朝いつもの所で凌を待っていた

でもいつもの時間に凌は現れなかった
寝坊かなと思い電話をしてみると
電源が切れていて、
凌には繋がらない

今までこんなことがなかったため
私はとても不安になった
昨日のこともあり、
怒っているのかもしれない
もしかしたら遅刻かもしれないと思い、
私はとりあえず一人で学校に行った

自分のクラスに行く途中、
凌のクラスに行ってみた
そうだ坂下に聞いてみようと思ったが
坂下もまだ登校していなかったため、
話を聞けなかった

廊下で一人でいる由里がいた

「由里おはよう」

「あっ亜美」

「あれ?一人?」

「慎さー今日迎えに来てくれなくて。携帯に電話しても電源切れてるしで連絡つかないんだよね・・・」

「えっ?由里も?私も凌がいなくて一人で来たんだけど、携帯の電源切れてて…」

「二人共っていうのはおかしくない?」

私と由里は目を合わせ首を傾げた

確かに二人とも同じ状況ってのはおかしい。二人が一緒ならいんだけど

でも結局、凌と坂下は学校には来なかった

由里と帰りのが久しぶだった
たまに買い物でもと思い町へと出掛けることにした