ｸﾗｽにも慣れ、楽しい毎日を過ごしていた

ある日、知らない女の先輩が私を呼んだ

「あんた福田亜美？」

「はい、そうですけど」

「ちょっと来てくんないかな」

そう呼ばれ、屋上に連れて来られた

「あんたさー健太とどういう関係？」

「どういう関係と言われても。ただの先輩と後輩です」

嘘ではない。私はそう思って言った

「はぁ？健太はあんたのこと好きだって言ってんだよ。この子を振ってあんたのこと好きだから、付き合えないって言ったんだよ」

先輩達5人の中の下を向いている先輩が
健太くんに振られたらしく、
それが私のせいだと言った

「付き合ってる訳じゃないのに私のせいなんですか？」

「誰に口聞いてんだよ。健太が最近落ち着いたと思ったら、てめーのせいだろ。今まで私らと遊んでたのに好きな奴いるって付き合い悪くなったんだよ」

はあ？この人達は何を言っているんだろ

「だからって私なの？一体、何？そんなことで私を呼んだなら帰るわ」

ﾌﾟﾂﾝｯと頭にきて私は言ってしまった

先輩たちは物凄い顔で私を睨み、
私のお腹に蹴りを入れた
私も腹が立ち、
蹴った先輩の襟ぐりを掴み、

「ふざけんな」

と睨みつけた

でも相手が5人いるということで、
いつの間にか囲まれてしまい、
殴られてしまった

私の口の横から血がでた

ｶﾞﾗｯ